チュードルのオイスターケース自動巻のオイスタープリンス
後に『34』の名が追加された34mmケースサイズのモデルです
当時のトレードマークの薔薇が小さめにプリントされた通称「小バラ」で、経年灼けしたダイアルに12,3,6,9時の主位置に砲台型、その間を楔星形型で表現したアワーインデックスとTUDOR銘も叩き出しエンボス仕様でマークしたシャープなデザイン
そのインデックス上に夜光塗料を載せた当時らしい意匠で、剥離なくしっかりと残しています
ムーブメントにも当時独特の切れ込みの入った自動巻ローターのバタフライローター型
1950年代になりチュードルで自動巻が搭載され始めたころにあたる個体と推測できる”SERF-WINDING”表記です
手の込んだデザイン性と独特なコンディションはどこか心惹かれるヴィンテージならではの魅力ある存在感